1年程前に足首の捻挫をして、今でも痛いという男性がいらっしゃいました。そのせいで長時間歩く事が苦痛で、座った状態でも足首を回すと違和感があるそうです。

検査をしてみると、流石に捻挫から1年も経っているので、完璧に治っているようです。実際に病因での検査でも、治っていたようです。ということは・・・・

「今でも捻挫したときのことは覚えていますか?」

「はい。はっきりと覚えています」

「一番、印象に残っている部分は、何でしょう」

「とにかく痛かったんで、その痛みですね」

やはり思った通りでした。この手の捻挫は、体は完璧に治っていても、心の中に強い印象が残りやすいのです。その強い印象、この場合は痛みですが、その印象が『いまだに痛みを発している』と思い込ませてしまいます。

つまり解決策は、痛みの印象を忘れる事に他なりません。痛みの印象を忘れる事で、実際に感じている痛み・違和感が消えるのです。

早速、痛みの記憶・印象を除去しました。結果、1年間引きずりつづけた痛みの感覚は、全く思い出せないようになりました。

スポーツや交通事故で痛めた個所は、痛みの記憶が残っています。西宮市の健匠館で、痛みの印象を取り去れば、後遺症はなくなります。