
「父親が高血圧だと、息子も高血圧になるんです」私の健康診断の結果を、医師が説明しているところです。
私の父は70になり、高血圧の脳出血で亡くなりました。私はというと、40代の前半で、脳出血を起こしました。
一見、似ているように見えます。一般的に、親子で体質が似ると思われているのです。
ところが真実は、少し違います。似て見えるのは、体質ではなく、性格だからです。
見るべきは脳出血という「現象」ではなく、「どうして高血圧化しているのか?」の部分を考える必要があります。
まだまだ研究中ではありますが、今のところ分かっているのは、「本人的には『当たり前なので』無理しているつもりはないが、肉体的な限界は超えていたから、脳出血を起こした」という事実です。
なぜ無理に気づかないのか? それは父親を手本としたときに、「当たり前に」だからです。環境として、父を見習っているわけですね。
以前お客様から、「息子が主人と同じく、私の前で鼻をほじるんです」と聞きました。多くの子供にとって、親のする事は常識で、当たり前に真似します。仕草ではなく、考え方を見習うからです。
親が偏頭痛持ちだった、親が便秘だったなど、考え方を見習うから、体質が似て見えてきます。親に体質が似て見えるのは、考え方の手本も親にしているからです。
子は親を手本にしますが、あなたは悪いところを見習ってはいませんか?
西宮市の健匠館は、あなたの見習わない方が良い癖を正し、健康を作っています。
因みに
今朝の私の血圧は、上が120です。感情療法は血圧にも、有効のようです。