「週末に山歩きが趣味なのですが、前回の山で足首を捻挫してしまい、でも来週山の予定があって」 70代、主婦からの相談でした。

今回は少し古い話ですが、お客様との会話ででた話です。

朝、初めの電話をいただいて、「取り敢えず病院でみてもらい、骨折や靭帯が切れていないか確認して、大丈夫なら施術可能です」とお伝えしました。すると昼過ぎには再び電話があり、私が診ることになったのです。ケガは処置できないのでね。

主婦はとても痛そうで、両手に山歩きのストックを持ち、ゆっくり入ってらっしゃいました。試しに靴下を下ろしていただくと、右の足首は赤紫に腫れ上がっていました。これは痛い。

検査してみると、足首を痛めた所は、真横が崖のような所。そんな所でつまづいてしまい、思わず「落ちる!」と恐怖したところ、なんとかこらえて止まったようです。

私の検査では、捻挫はほぼなく、この時の「落ちる!」という恐怖が、痛みを作っていました。今回のような「恐怖性の痛み」は、スポーツでよく起こり、選手を苦しめます。

早速、「落ちる!」という恐怖を取り除きました。すると青黒く腫れ上がっていた足首は、何事もなかっように肌色に戻り、痛みも完全に消えました。ストレスって、怖いですね。

主婦は痛みが消えたせいで、帰りはストレスを忘れかけました。施術は成功です。

治らない捻挫には、ストレスがからんでいるかも知れません。

西宮市の健匠館は、ケガは治せませんが、ストレス性やアレルギー性の痛みを解決しています。