睡眠時無呼吸症候群でお困りの男性がいらっしゃいました。

現在は呼吸器を付けて寝てらっしゃるそうですが、何か解決策はないかというご相談でした。

 

睡眠時無呼吸症候群とは、睡眠時に喉がふさがり、呼吸が一定時間停止してしまう症状です。

無呼吸が安眠を妨げてしまうため疲れが取れにくくなったり、昼間に強い眠気が来たりするので、職種によっては危険を伴うこともあるそうです。

その症状の予防として呼吸器を着けるのが、今受けられている治療法のようです。

 

原因を調べてみると、強い「怒り」の感情が出て来ました。

どうも仕事上で上司に自分の意見が受け入れてもらえず、そのストレスを更に遡ると、父親との過去に突き当たりました。

 

心理的に上司と父親というのは、重なりやすい傾向にあります。

父親と自分との関係を、上司と自分との関係に当てはめて考えやすいということです。

 

過去、自分が良しとしてしたことが父親に受け入れてもらえず、その強い反発心が、現在の上司に向かってしまっていました。

施術では過去の怒りをリセットし、自分の意見が通るかどうかではなく、もっと客観的に状況を判断できるよう設定しました。

 

これで症状が改善するかどうか現時点では不明ですが、少しでも職場におけるストレスが減ってくれればと思います。

どうせなら仕事は、少しでも気分よくしたいものですよね。