「信じられない」
そう呟いてしまうことは、ありませんか?

目の前に起きていることが、私には信じられない。
こんなことがあってはいけない。

そのように考えている人が、思わず「信じられない」と呟いてしまうのだと思います。
ところが目の前に起きていることは、間違いなく現実なのです。

そこで「そうなんだ、知らなかった」という方は問題ありません。
問題なのは「そんなこと、あってはいけない」のように、現実に対し強く抵抗してしまうことです。

個人の好みによって、目の前の現実が変わることはありません。
現実は、現実なんです。

好ましくない現実に対し、受け入れるか入れられないか、そこで未来は大きく分かれます。
現実をキチンと受け入れると、また現実を変えられる可能性が出てくるんです。

変な例えですが、もし履いているズボンのお尻が破れていて、「お尻が破れていますよ」のように声をかけられた時、その対応が変わります。
現実を受け入られれば、「うわかっこ悪い! ありがとう」のように現実を改善できます。

ところがプライドが高い人であると、「私のお尻が破れているわけがないでしょ」のように、全く改善される可能性がなくなります。
現実が受け入れられないと、悪いところを認められないので、直しようがないわけです。

このような理由で、プライドが高すぎると症状が改善されず、逆に現実を受け入れるから改善されるのです。
西宮市の健匠館でも、現実を受け入れられない5%の方に対しては、どうにもならないんですよね。(T_T)