「どうやらこの子は、随分と神経質な性格のようですね」

先日いらした小学生を診て、お母様に伝えた言葉です。

 

この小学生は、アレルギー治療でいらしていました。

小学生なのに、随分と子供らしからぬ見方をしていたため、ストレスがキツ過ぎてアレルギー性症状が出ていました。

 

アレルギーは本来、強すぎるストレスが原因で発症します。

強すぎたストレスを、アレルゲンに責任転嫁し、自分のストレスを軽減させているわけです。

 

例えるなら、サッカーの試合で負けたとき、「この新しいシューズのせいで負けたんだ!」と言うように、自分のせいではないと開きなおる感じです。

その「◯◯のせい」の◯◯がアレルゲンに当たります。

 

ここでの問題は、「強すぎるストレス」の部分です。

どうして「強すぎるストレス」と、本人にとって感じてしまったのでしょうか。

 

これは「同性の親を見習うのがほとんどの子だが、どの時点で見習ったのか」という視点が必要になります。

今回の小学生は、小学生なのに、大人の親を見習って辛くなってしまったのです。

 

幼稚園児から小学生くらいの低年齢層に対するアレルギー治療は、かなり他種類のアレルギーが見つかる傾向があります。

親を見習うには、年齢的に若すぎたわけですね。

 

物事は何でもホドホドが安全です。

お子様のアレルギー問題は、西宮市の健匠館にご相談ください。