ここ3ヶ月ほど、うつ病に、新しい傾向が見られます。
それは、クライアントが幼いころ、「母親が父親を尊敬していない」という点です。

よくあるパターンだと、妊娠中から夫婦仲が良くなく、喧嘩ばかりしていたり、母親が父親の文句ばかりを言っているのが目立ちます。

母親が父親を馬鹿にすると、実は子供が困るのです。
なんといっても、自分は、そんな「馬鹿にされる父親の子供である」と、知っているからです。

「自分はこんなに馬鹿にされる、情けない父親の子供なんだ。
つまり、自分も情けない人間なんだ」

そのように感じてしまうことがあるのです。
しかもこれは、まだお腹にいる赤ちゃんが外の環境を感じ、そう考えているのです。

その結果、生まれてきた子供は、生まれつき自分に自信がありません。
「こんな私が生まれてきて、申し訳ない」と言いながら、生まれてきているのです。

もちろん、当館の感情療法は、それらのストレス・思い込みを除去することが可能です。
そして多くの方は、その感情を除去した瞬間から、ふっとカラダが軽くなるようです。

ちなみに、私のところではまだ経験がありませんが、もしかしたら、逆の例もあるかも知れません。
父親が母親を否定しても、同じようなことが、ありえるのでは? と考えます。

両親の仲不仲は、子供の精神に大きく影響します。
父親・母親が誇らしいと、自分も誇り高くなれますもんね。

そう考えると、胎教で音楽を流すのも悪くないのでしょうが、夫婦が仲良くしているのが一番大切なのかもしれません。
頼もしい父親がいて、やさしい母親がいて、安全な環境が揃っていると分かれば、子供は余計な事を考えずに生まれて、育つことが出来るでしょうね。

全ての不安、ストレスは、余計な考え事から始まります。
考えなくても良いことを考えると、ストレスを感じるのです。

もちろん、ストレスを感じたことにより、様々なアレルギーを引き起こすこともあります。
母親のストレスは、胎内の子供のアレルギーにまで、関係するのです。

まあ、正直言って、
「二人で仲良く出来ないなら、子供なんか作るんじゃないっ!」
というのが、、、、本音でしょうか?(笑