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捻挫や脱臼の後遺症ってありますよね。

よくあるのが足首の捻挫、次いで肩関節の脱臼でしょうか。

これらの症状は一度なると癖になり、
何度も繰り返されやすいのが困りどころです。

 

例えば骨折など、一度なったからといって、
繰り返されることはありません。

完全に治るからです。

ではどうして、捻挫や脱臼だけ
繰り返されてしまうのでしょうか。

 

ここには、

ケガをした記憶

というものが関係しています。

 

「記憶や感覚」と「感情」が組み合わさると
長期記憶化」してしまいます。

つまり、「忘れられない場面」の誕生です。

 

そして、忘れられない場面で体に起きてしまった症状が、
実は「関節部分に残る後遺症」の正体なのです。

 

この場合の記憶の種類には、大きく分けて2つあります。

一つ目は痛みのイメージ、
もう一つはケガをした時の気持ちです。

 

痛みのイメージというのは、まさに「痛い感覚」そのものを指します。

そして、そのイメージを忘れられないことが、
実際の痛みを発生させてしまうのです。

また、痛みの記憶が関節の可動範囲を狭め、
柔軟性を失わせ、筋力自体も弱めてしまいます。

このケースの場合、ケガをした瞬間を明確に
覚えています。

 

ケガをした瞬間の、

痛みのイメージがハッキリと出来たら、
それは「肉体のダメージが長期記憶化されたケース」です。

 

あるいはケガをした時の気持ちも重要です。

ケガをした瞬間、
「明日の仕事、どうしよう!」と思ったり、
「試合中なのに、これでは皆に迷惑をかけてしまう!」
などと思った「ストレス」の存在がこのケースです。

 

ケガをした時のことを思い出して、

その時の気持ちをはっきりと思い出せたなら、
それは「心のダメージが長期記憶化されたケース」になります。

 

長期記憶化された症状は、症状に終わりがありません。

なぜなら、思い出せる間は症状が続いているからです。

 

当館の感情療法は、受けたダメージを頭のなかから抜いてしまいます。

つまり、今、症状を終わらせてしまうのです。

 

施術に必要な時間として、一般的な捻挫なら1〜2時間、
脱臼だと「脱臼は癖になる」という思い込みが強いので1〜4時間程度
必要になります。

共に一箇所の後遺症なら、初回は一時間が良いと思います。

それでも足りなくても、初回の検査で総時間の目安がわかりますから、
その時点で治療計画を立てればよいのです。

 

この施術を受ける時に重要なのは、

骨には異常がないか
・靭帯には異常がないか

の二点があります。

 

いくら感情療法で操作しても、骨が折れていたり
靭帯が切れていたら治りません。

関節の歪み程度なら十分調整することが出来ますが、
現在進行形のケガはどうにもならないからです。

 

完治後の関節は症状を繰り返しにくくなり、
柔軟性も復活します。

ちゃんと捻挫や脱臼からリセットされた体に戻って、
思い切りスポーツや日常生活を楽しみたいものですね。


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