ギックリ腰で、病院や接骨院に行ったことのある人がいらっしゃいます。

で、そこの先生に言われる事は
「腰椎の捻挫です」
がほとんどです。

たまには「骨盤の捻挫です」なんて先生もいらっしゃるでしょうが、言い訳としては同じようなもんです。
それってホントでしょうか?

ギックリ腰は、本当に腰椎の捻挫なのでしょうか??

それでは捻挫とは、いったいどのような症状を指すのでしょう。
とりあえず「捻挫」を広辞苑で調べてみると、
・関節をねじりくじくこと。
とあります。

ちょっと簡単すぎるので、インターネットでも検索してみます。

Yahooで「捻挫とは」で検索すると、
・捻挫とは関節が本来の持っている可動域(動かせる範囲)を越えて曲げられたり、伸ばされたりする事

一方、Googleでは、
・捻挫とは断裂にまでは至らない程度の靭帯損傷が主体になった外傷で、しかも骨折は伴わないものと理解するのが一般的です。

つまり捻挫とは、「関節の限界を超えて動かしたため、靭帯を損傷した」ということになるのでしょうか。

それではギックリ腰を起こす時、本当に関節の限界を超えてます?
ほとんどの人は、歯を磨いたり、ちょっと振り返ったときにギックリ腰になってるのでは?
重いものを急に持ってギックリ腰になった場合は、関節の限界を超えて腰をひねったり曲げたりしているのでしょうか?

それはないでしょう。

歯を磨くとき、限界を越えてまで腰を捻る人が、どれほどいるでしょうか。
ほとんどのギックリ腰が、「ちょっとした動き」で発症してるのに。

結論から言うと、ほとんどのギックリ腰で、「靭帯損傷」はないでしょう。
つまり「ギックリ腰=捻挫」とは言えないのです。

それだと、「ギックリ腰って一体ナニ?」という疑問が出てきますよね。
経験上ですが、ギックリ腰とは、ストレス起因の筋力異常が起こった結果で発症します。

まずはストレスのせいで、経絡の流れに異常が起き、そのせいで筋肉が弱ります。
筋肉が弱ると、筋力と筋肉の柔軟性が劇的に低下します。

そして、その次のプロセスが重要です。

筋肉が弱っても、ほとんどの場合で自覚症状はありません。
だからみんな、いつも通りの動きをしてしまう。

筋肉はストレスで弱っているので、本来だと自分の体重を支えられません。
同時に柔軟性も落ちているので、ちょっと引き伸ばされても、いつものように耐えられないのです。

結果的に、ちょっとした動きで、筋肉は限界を超えてしまう・・・・・

弾力性の限界を超えた筋肉は、肉離れを起こしたように激しい痛みを発症する。
これが「ギックリ腰の誕生」のプロセスです。

このように、ギックリ腰は「限界を超えた筋肉の酷使」とも言えます。
弱っている筋肉を、気付かず無理矢理使った結果なのですから。

そう考えてみると、捻挫と言うよりは肉離れに近い症状でしょう。
ただ、機械的な弾性限界を超えていないから、実際の肉離れは起こりません。

ギックリ腰になってしまったら、症状を治せる病院や接骨院探しは困難です。

病院でレントゲン等の検査をしても、関節に明らかな異常が無ければ治療が出来ません。
苦肉の策として、痛み止め・シップ・アイシング程度がおちです。

とりあえず患部が熱く腫れていたら、まず冷やすことをお勧めします。
2時間に15分程度、アイスノンなどを凍傷に気をつけながら使用すると良いでしょう。

アイシングで腫れが引けば、痛みは半分程度まで下がります。

自分で歩けるなら腕の良い鍼灸院か、あるいはアプライドキネシオロジーができるカイロプラクティックなどを探しましょう。
もし可能なら、EFT等のストレス除去テクニックがあれば、なお理想的です。

逆にマッサージや暖めるホットパックは有害な場合もあるので、注意が必要です。
もしも腫れて熱を持っている状態で温めると、炎症が引きにくくなります。

ギックリ腰の原因では、ストレスが一番重要です。
経験上、ストレスを除去したら痛みが緩和したり、治りが早くなることは珍しくありません。

今更ながら、ギックリ腰って腰椎の捻挫なのでしょうか。
これを読んだ医師や柔道整復師も、まだ「ギックリ腰=捻挫」と言えるのでしょうか。

私は違うと、確信しています。